地方の大手デパートの食品売場での出来事です。
夕方食品売場で消費期限が本日までの食パンを半額で売りに出しました。早速買い物かごにその商品を入れ、レジにいきました。かごの中にはその商品以外の物もあったため請求されるままにお金を払い、18km離れた自宅に帰りました。何気なくレシートを見ると、半額商品の値段が通常価格で印字されていたのです。その件をデパートに伝えようと思ったのですが、今日は時間的に閉店時間が迫っているので、翌日商品とともにレシートを持ってデパートの責任者の所に行きました。
デパートの責任者は通り一遍の謝罪と差額の返金をしてくれたのですが、翌日になっているにもかかわらず、消費期限のパンは交換してくれませんでした。更に店側は賞味期限が過ぎていても食べられないものというわけではなく、うまみが少し落ちるということなので、問題はありませんとのことでした。法的に問題がないのでお客様が納得できないのであれば、どこにでも訴えてかまいませんというのです。ちなみに持っていったレシートは店側に渡し、新しく本日付のレシートを発行したのです。そのレシートには半額売りの価格、本日付で印字されていました。
私は2点の問題があると考えます。
一つは消費期限と賞味期限は違うのではないか。このパンの袋には「消費期限」と明記されていました。
二つ目は、消費期限が切れた商品を売ってはいけないのではないか。
この件を消費生活センターに相談したところ、相談員は上部機関である北海道庁に問い合わせを行った。すると販売した非は、消費期限である当日なので問題はないとの回答でした。
些細なことかも知れませんが、私は法を守る機関であれば法を守って欲しいと願います。理由はまず「消費期限」と「賞味期限」は意味がそれぞれ違うこと。レシートの日付は「消費期限」を過ぎた商品を売っていること。
これが何故問題ないのか、理解できません。