会報101号(2022.10.25)

ご挨拶

念願の会報100号記念号を発行することができました。多くのみなさまのご協力ありがとうございました。

コロナは終息しませんが、海外からの観光客が増え、マスクだらけの歩道にマスクなしの笑顔が見えるようになりました。これからどうなるのか、まだまだ不安の中にありますが、地道にできることをやる以外にないと改めて思います。

100号は、皆さまそれぞれの思うところを書いていただき、改めて人の思いは様々と感じました。やはり記念号として発行できてよかったと感じています。

何人もの方から、人権ネットワークの会活動について、とりたてて、あれをしているというものはなくても、存在自体が心強いと記されていました。理事、理事長として嬉しい限りです。

人権ネットワークも設立当初からすでに34,5年が経過しています。障害を持つ人のための情報は、必死に歩いて、門を叩いて、勉強して集めなければいけない時代から、パソコン一つあれば何でも間に合う、わからなことはパソコンで検索すればいい、携帯電話に話しかければ、回答を持ってきてくれる時代に変化しました。
私たちが年を取るのも、ちょっと時代に遅れがちなのも納得いくところです。

若い人たちにとって、コロナで人との関わりが少なくなってしまったことは心の成長に大きく影をおとすものだと思います。

人に会って、話す、笑う、議論する、喧嘩する、いいことも悪いことも人の心以上に私たちの感性を刺激するものはありません。
そんなところからは、やはり、パソコンがちょっと苦手のわたしたち世代が、一番心豊かな生活をしていることになるでしょうか。
細々とではありますが、このまま続けていきましょう。ご協力、お願いいたします。

この9月に私たちが必死で勉強した権利条約について、日本で批准後はじめて国連の権利委員会から総括所見と勧告が出されました。
引き続き誰もが生活しやすい社会を目指して、関心を持ち続けましょう。

去年の今頃、日比谷公園散策しましたが、今年は新宿の中央公園を散策してみませんか。新宿区で最大規模の公園だそうです。都庁の展望台にゆくのも良いですし、お昼を食べながらの歓談も良いと思います。2時の食料配布の状況を見に行くのが目的ですが、秋の一日のんびり過ごせたらと思います。
 

12月には恒例のクリスマス会です。今年は中央通り法律事務所をお借りし、楽しみたいと思います。

メーリングリスト(まだ不備だらけですが)の活用、ZOOM会議も行いながらすすめてゆきましょう。              

人権ネットワーク理事長 粟谷 弘海、理事一同

彼氏彼女について

皆さん、いきなりで、すみません。ですが、人は生きていく上で、必ず必要なのが、永遠の、パートナー選びです。
彼氏ならなんでも、叶えてくれる!そう言う彼女がたいはんであり、体を、重ね合わせひとつになる瞬間が、彼氏であり、キスをしたから、彼女が、有利とか、手を繋いだから、有利。なんて人もいます。

ですが、違います。育った環境や、家族、持っているものが違うからです。
もし、彼女が、彼氏や、友達に対して、言いたい事を、言葉を選ばず言う事があれば破局します。なぜかと、言うと、友達も、彼氏も、みているからです。友達に、言いたい放題に、言っている、彼女がいたら、間違いなく破局します。

友達でさえ、大切に、できない人がいたなら、家庭を、もっても、うまくいかないからです。また、彼氏だって、男ですから、やがては、捨てられてしまう感があるからです。
そんな時は友達が有利です。友達のほうが、自分を、理解してくれるからです。
皆さんの、中に、そんなひとはいますか

今の私があるのは

LITALICOワークスを、みなさんご存知ですか。ヤル気を、出させてくれる家族のような、愛が溢れるところです。私はその、リタリコで学び、卒業をしました。
柳さん、渡部さん、塩瀬さん、小美濃さん、大石さん、みなさんが、本当に、良くしてくれました。今の私があるのは、本当に、皆さんが、いてくださってよかったです。それよりも、なによりも、影山さんが、いてくださいましたが途中で、いなくなってしまいました。影山さんは、実は私の姉に、よく性格が似てます。

この人は、侮れないと、思いました。影山さんが、私に、やれないのではなく、やらないからだよと教えてくれました。渡部さんも、ちょっと考えたら、できるんじゃない。考えてみて。と、言う方でした。
みなさんがいてくださり、だらしがない、私がいなくなりました。
小美濃さんは、頑張って。といつも励ましてくれました。ありがとうございました。柳さんは、わたしに、心の中の会話で、お姉ちゃんのような、感じがしてしっかりしなさい。ダメ、くじけたらと、聞こえて来て、なんと、心の中で、泣いてました。
小美濃さんもでした。柳さん、小美濃さんが、心の中で、泣いていたら、塩瀬さんと、影山さんが、心の中で、思い切り、ビンタを、私の頬にして、影山さんが、いい加減にしなさい。だらしがない。と、影山さんが、本当に、もう1人のお姉さんみたいに、バチーンと、平手打ちをして、泣いてたのが、見えました。
だからかなのか、しゃんとするようにもなり、キチンとした、わたしになれたのです。ありがとうございました。

追伸
渡部さんありがとうございました。
LITALICOに、いってなければ、今の私がいなかったような気がします。

みなさんへ
人権ネットワークも、このような、方々がいたら、もっと、しゃんと、するかもわかりませんね。
こんな、私を、育ててくれた、姉のような人達に感謝をしたいと思います

仲良しだからこそ

はじめまして、から始まるこの、挨拶。

でも、何か、きっかけがありながら、挨拶をする人もいます。
廊下で、出会い頭、外で、ぶらりと、出会いは、様々です。
でも、人によれば、いてーな。どっち向いてんだよ。
自己紹介もない人もいますね。 
意外に、そんな人も、気に、なっている人もいますね。
そんな時です。なんだよ!俺の顔に、なんかついてる!
あっ、いいえ、すみませんでした。
ハンカチを、片手に、手渡す女子もいたりしますね。
暫くすると、ああっ、いいよ、俺も、つい言い過ぎたしね。
そんな、出会いもありますからね。
皆さんは、どんな出会いですか。
私は、そう言うのがなく、自然が、1番かと思います。
ありとあらゆる、出会いがあるから、楽しい世の中に、なるように思いました。

石のうえにも三年

何のこと、とお思いでしょうが、私が木下・大石法律事務所にお世話になって、早三年、いや、やっと三年というべきか、とにかくこの10月31日で丸々三年になります。よくがんばった、小野清美!!

いろいろなことがありましたが、何度も言っていますが、私の仕事人生、木下先生、大石先生のところで働かせていただけたのは何よりの、神様からのご褒美です。

決して、決して、ボーナス時期が近づいたからこんなことを言うのではありません。

父を思い出すときは見ていないのに、田んぼで黒焦げになった父の姿がふっと浮かびます。病院で包帯だらけでベッドに横たわった物言わぬ父の姿が浮かびます。父はきっと「お父さんが面倒見るといったのに、ダメになった。お母さんを大事にしてくれよ」と言いたかったのだと思います。
母は、施設に入るのは嫌だと常々言っていたのに、結局施設入所。父も母も子どもに不自由かけまいと、頑張って育ててくれたのに、なぜこんなことになってしまうのか、悲しい。この上ない親不孝をしてしまった私たち三姉弟の関係は最悪です。

父を思い出し、母を思い、どこまでも沈んでしまいそうになる私。仕事させてもらえて本当に良かったと思う。木下先生のピリ辛愛情も、そばにいるだけで心やすらぐ大石先生の優しさも、ありがたい。ここにいなかったら、どれだけ泣いていたかわからない(あ、でも、違う意味で、涙出たことありますが)。

コロナで在宅の人もいますが、事務所は早々に通常勤務になりました。それがまた私にとってはよかったのだと思います。泣き虫の、私の涙が枯れないように、父が神様にお願いしてくれたのでしょう。

人と接する機会の多い法律事務所の事務員と人権ネットワークの事務局をやらせていただけたことに感謝しています。世の中にはいろいろな人がいることを肌で実感できた。引退セレモニーのご挨拶のような文章になってしまいましたが、最近特に思うようになったことです。

昨日、息子が、「会社に障害者雇用で新しく入る人が同じ部署になる。どう接したらいいのかな」と聞いてきた。私は、「そうね、あなたは、人に厳しいから、余裕をもって接してあげることから始めたら」そう言うと、「同じ人間だものね。いい関係がつくれるように努めてみるよ」とのこと。どんな障害なのかまだわからないが、毎日一緒に過ごして、それが当たり前になればいいなと願っている。

息子は石のうえにまだ一年。石のうえに三年いる母のいうことを少しは聞いてくれたようだ。

関連するイベント等のご連絡、参加お願い

封書を見るのが遅れたため、お知らせできなかったイベントもありますが、まだ間に合うものがあることから、お知らせを同封致します。せっかくですので、急遽会報も発行することになりました。

藤岡先生、児玉先生、弁護士会などからのお誘いです。ご協力よろしくお願い致します。

  1.  11月1日(火)午前10時から
    障害のある子どもの就園・就学ホットライン
  2. 食料支援の現場にいってみましょう & 新宿中央公園の散策
    11月12日(土)午前10時集合
  3.  Mさん国賠訴訟の傍聴のお願い
    11月21日(月)15時30分から 千葉地裁松戸支部
  4. 11月23日(祝日)介護保障を考える弁護士と障害者の会全国ネット10周年オンラインシンポジウム
  5. クリスマス会のお誘い
    12月17日(土)午後1時から4時 中央通り法律事務所
    クリスマスプレゼント500円程度のものをお持ちください
  6. 書籍紹介「今こそ平和を 戦争はいやだ」 児玉勇二先生著

Mさんの国賠訴訟の傍聴のお願い

期日:11月21日(月)午後3時30分~
千葉地方裁判所 松戸支部

千葉地裁で判決の出た民事訴訟はMさんの勝訴判決がでました。控訴審では一審よりもMさんの主張を容れた判決が出ました。
松戸支部での裁判は、MさんがA型作業所で理不尽な対応をされ、精神的打撃を受けたことにつき、労基署の労災認定を求めましたが、その事実調査の過程で、労基署からMさんが屈辱的な、尋問のような調査の仕方をされたこと、予め労災不支給の結果ありきだったことにより、精神的苦痛を受け、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を引き起こし、日常生活に支障を来し、職場復帰を著しく遅らせたことに対する損害賠償を請求する訴訟です。