会報80号には以下の記事を掲載しています。
HPでは掲載可能な一部をご紹介します。
会報の郵送をご希望の方は事務局にお問い合わせください。
- 人権ネットワーク活動記録
- 障害児・者人権ネットワークとは
- ごあいさつ
- 平成29年総会報告
- 夫婦のすれちがい解消法
- 宇都宮に行ってきました!!
- ブラックマンデー再来
- 鹿児島では
- 我が家のプチリフォーム
- 和真君訴訟傍聴のお願い
- 和真君訴訟署名のお願い
- NHK WEB NEWS
- 東京新聞社説 人間の価値は稼ぐ力か
- 時事通信 WEB NEWS
- 毎日新聞記事 障害児逸失利益 平均賃金で
- 朝日新聞記事 知的障害ある息子なぜ自殺
- 月例会報告
- 総会会計報告
- 暑気払いのご案内
- 役立つ情報(果物についているPLUコード)
- 人権相談窓口・労働相談窓口の開設
- 編集後記
- 入会のご案内
目次
人権ネットワーク活動記録
2017年
5月19日和真君訴訟第1回口頭弁論期日
5月27日定例総会
お願い
☆年会費未納の方は会費の納入をお願い致します。
平成29年度分の年会費未納の方は会費納入をお願い致します。
既にお支払い済みの方はご放念ください。
☆身近な話題について原稿をお寄せください。
☆身近な方にネットワークを宣伝してください。ご連絡いただければすぐに会報をお送りしま
す。
今後の予定
7月14日(金)18時30分~判例学習会・月例会
8月26日(土)13時~16時暑気払い
9月22日(金)14時~和真君訴訟第2回弁論期日・裁判後報告会
10月13日(金)18時30分~判例学習会・月例会
11月10日(金)職業リハビリテーション研究発表会
11月10日(金)18時30分~判例学習会・月例会
12月8日(金)18時30分~判例学習会・月例会
12月16日(土)13時~16時クリスマス会
12月22日(金)14時~16時30分 和真君訴訟第3回弁論期日・裁判後報告会
ごあいさつ
障害児 ・者人権ネットワークの平成29年度総会が5月27日(土)25名の参加者を得て無事に終わりました。ご出席の会員の皆様のお元気な表情に出逢い、ほっと致しました。また、NPO法人設立15周年記念講演会・パーティーにはたくさんの皆様方にご出席いただき、大きな力をいただきました。ありがとうございました。
この人権ネットワークは、会員一人ひとりの力の結集によって成り立っています。今後ともご自分の会として主体的に、積極的に関わっていただきたいと思います。
さて、総会において本年度の活動方針が決定しました。柱となるものとして「人権の確立」があります。そのために障害児・者の人権相談の受付、裁判支援、情報発信などがあります。今後の活動をより活性化するために新会員の加入促進のための働きかけの必要もあります。やらなければいけないことは多岐にわたりますが、ゆっくりと着実に歩を進めたいと思います。
これらの外に向かっての働きかけと同時に、会員相互の交流や親睦も大切にしていきたいと考えています。暑気払いやクリスマス会などの恒例行事の他に、音楽会や映画鑑賞、おしゃべりの会など、企画していけたらと思います。
今後とも障害児・者人権ネットワークを宜しくお願い致します。
夫婦のすれちがい解消法
たまには法律のことを忘れて、夫婦愛について考えましょう。
弁護士の先生方にとっては、検事、相手の弁護士、判事よりも奥さんのほうが手強いのではないでしょうか。本題に入る前に「夫婦のすれ違い解消法」を読んだ方の感想を紹介します。
第三者の声
ご紹介の本(参考文献)、読んでみました。
私もですが、大いにカミさんの役に立ったようです。
私が買ったのに、興味を持ったらしく、先に読んだのはカミさんだったほどです。
(中略)
有用な情報をありがとうございました。
実践すること
次の項目を夫婦でシェアするだけです。
その理由は人間のタイプが「感情フォーカスタイプ」と「思考フォーカスタイプ」の 2 パターンに分かれるからです。
前者は共感を重視します。一方、後者は問題解決をしないと苦しさから解放できません。
よくあるケースが共感して欲しい人に、問題解決のアドバイスをしても相手の心に届かず、徒労に終わるケースです。
このようなギャップにより、夫婦のすれ違いが生じることは多々あります。
感情フォーカスタイプと思考フォーカスタイプを見極めるエクササイズをしましょう。
いずれかの当てはまる項目が多いほうがあなたのタイプです。
感情フォーカスタイプの項目
- 主観的である
- 感情を大切にする
- 状況に応じる
- 協調性を重んじる
- 共感的アプローチをする
- 自分の価値観や社会的価値観を重視する
思考フォーカスタイプ
- 客観的である
- 論理的思考を大切にする
- 法則を重んじる
- 問題解決を重んじる
- 分析的アプローチをする
- 因果関係や理由づけを重視する
(参考文献)『実践!ストレスマネジメントの心理学』本の種出版
このタイプの違いを知ることで、手を差し伸べる糸口が見えてきます。
タイプの違いを知らないと悲劇
例えば、奥さんが本当は共感を求めているのに、問題解決のアドバイスばかりされても、分かっていることを念押しされて辛いだけです。ところが、夫は問題解決のすることを重んじるため、どうしても共感するというアプローチが必要なことに考えが至りません。
タイプ別のアプローチ方法は知っているかどうかで差が出る単純なものです。
宇都宮に行ってきました!!
宇都宮に餃子を食べに行きました。東京(東武線浅草駅)から、程なくして宇都宮に着きました。
あたりは普通の商店街でした。そこには、餃子もそうですが、人に親切にする文化があり、それもまた、ごちそうの一つかと思い、堪能してきました。
そして、皆さんに是非紹介したいのが「アイス」です。お茶の味がして美味しかったです。
皆さんも是非行かれてみてはいかがでしょうか。
障害者割引を使うと浅草から600円で行けますので。
ブラックマンデー再来
2017 年 3 月 20 日(月)出勤の途中、突然自転車のチェーンが外れた。僕の自転車は外れやすい。とくにペダルを踏みながらギアーを変える時によく外れる。
今回もそうだった。いつも簡単に直せるのだが、この時は全然直らなかった。
時間が経つにつれて泡を食ってしまった。気が付くと車輪の部品の一部にひびが入っていた。「調子がおかしくなったのはこの部品のせいかもしれない」まず職場に電話で事情を説明して、遅れるかもしれないと伝えた。母にもトラブルの原因と思われるところを写メールで送り、動かなくなった事を伝えた。母は近くに自転車屋がないか聞いてきたが、僕の頭の中には思い浮かばなかった。
もし仮に見付けてもその場所をちゃんと記憶出来て帰りに取りに行けるか自信がない。おまけにお金や、今出勤途中ということで、まず職場に向かって動かなくなった自転車を引いて歩いた。自転車は後輪が全く動かず、引いて歩くのが大変だった。
9 時 45 分到着。タイムカードを押した時間は 10 時 2 分。僕の仕事のスタートは 10 時ジャストなので、思ったほど遅れなかったのが幸いだった。厄介だったのは仕事中に自転車を押した時の無理がきたのか、体中が筋肉痛でずっと悲鳴をあげていた。この日は月曜日。1 週間の仕事の内容を表に作らなくてはならなかった上に、清拭もすごく不足していたので清拭巻きの仕事が大巾に増えて大変だった。会報にも「源のブラックマンデー」と題して書いた事がある。「ブラックマンデー再来か!?」(2015 年 11 月 9 日)と言いたい位だった。出勤の苦しい道を軽くしてくれたのは園長や他のスタッフの理解だった。「どうしたの?」と何回かきかれた。
翌日は雨だったので電車で出勤した。結局、その日を最後に自転車通勤はやめにした。以前、帰宅途中に急に子供が飛び出して来てあわや!!!とドキッとした経験もある。もし事故にあった時、正しく状況を警官に伝えられるか不安だ。僕がそのつもりでいても相手のあることだし、僕自身冷静を保って説明出来るか自信がない。
鹿児島では
人権ネット27日の総会、及び食事会では一年ぶりの会話ができましたこと嬉しく存じます。ありがとうございます。
こうした心地よい気分に浸りつつ帰路につきました。
ところが、郷里の姉から背筋が凍り付くようなメールが届いていました。
実家に植わっている庭の槇の木々に幼虫が木全体を覆い尽くすようにたかっていて、新芽を囓る音がカリカリと聞こえてくるとありました。この音に恐怖感が湧いてくる、と。かわいそうに屋根の上まで枝をのばしている大木でさえも赤くなって、枯死している…。実家のある薩摩半島の庭木はほぼ全滅状態だとか。普通なら、野鳥の絶好の餌になるはずなのに、野鳥ですら、こうした幼虫に恐れをなしているのか、見向きもしないのだとか。
幼虫はやがて大きな蝶になります。元来、南の亜熱帯の島々にいる蝶で、温暖化もあって北上しているらしいのです。私は蝶愛好家が持ち込んだと判断しているけど。
琵琶湖の魚の生態系を破壊した要因の一つに、天皇が放流した魚がありましたよね。これは知られた実話です。数年前には、マングースの死体が同じ薩摩半島で見つかりました。マングースは猛毒のハブ対策にと沖縄本島などにインドからマングースを持ち込んだとききます。薩摩半島には誰かが人為的にマングースを持ち込んだのでしょう。近いうちに、在来種の小動物はマングースによって生態が狂わされてくるのでしょうね。こうした中、今朝のニュースはトランプ大統領のパリ協定離脱の報道でありました。地球の破壊が目前に迫っているようであります。
以下の文は一昨日にまとめた文です。川の蟹は家庭排水よって、ほとんど姿を見せなくなりました。昔の姿を今のうちにと、まとめております。
●No.21【山太郎ガネ(蟹 カニ)モクズガニ】
食通の間では、上海ガニは高級食材としてしられているらしいけど、我が国の山太郎ガネとはどう違うのだろう?
万世では山太郎ガネは晩秋の食材でありました。幼い頃、我が家にも山太郎ガネが竹籠に入れられて大量に持ち込まれたことがありました。これを食べたのか記憶にないのです。豚用の大釜で煮たことは覚えているのですが、豚の餌になったのかもしれません。
母は、万世の川の生き物には肺ジストマがいるからねえと敬遠してたけど現在ではどうなのでしょう。年配の人に尋ねると、幾人かは懐かしそうに話してくれます。「うんまかったど」波打ち際の潮干狩りで、砂に隠れていた平べったい小さな蟹を見つけると小躍りしていましたが、山の川で見る山太郎ガネは大きくて毛も生えていましたよね。この大きいガネ(蟹 カニ)を目前にして、幼い私は腰が引けていたけど。
我が家のプチリフォーム
「俺の人生で大事な就活の時期に工事なんかするのかよ!」とブーブー言われてしまったが、だってね、今やらなければお金がなくなってしまうでしょう、と不機嫌な息子のふてくされた態度を気にしながらも始めることにした工事。小さな工事だが、電気やさん、大工さん、クロスやさん、ペンキやさんと延べ人数にしたらかなりの人たちの手を借りた工事になった。職人さん達は時間より30分前には到着し、さっさと仕事に入っていく。あれっ、皆さんどこいっちゃったの?と思うと10時、15時にはきちんと休憩をとる。昼食、家の中で食べて下さい、と言うのだが車の中や外で食べる潔さ。甘いおやつを出しても手をつけない。黙々と仕事をこなす職人さんたちはカッコイイ!
二階のプチリフォームのために20年以上放置されたままのガラクタやどんどん増えた本や小物達を暖舎利したり、BOOK OFF にもっていったり。こんなに苦労してお店まで持っていったのに、何よ、それ!たった800円!!それでもまだまだ捨てきれない物や必要品を三階に運び込むのにずいぶん時間がかかった。仕事が終わって帰宅してから少しずつの片付けなので、やってもやっても終わらず、何日もかけて何とか運び上げた。
壁紙は汚れ、埃だらけ、おまけに二匹の犬がいる、こんな所に住んでいてハウスダストにやられなかった私たちって超人。
我が家はバブル経済終盤で不動産価格がまだ下がりきらなかった時期に家族4人が暮らせるに十分な広さと駐車場付、この二点を条件に探した中古の家だ。売り主は相続した土地を売るためか、2年も住まずに手放した。安普請だなと思いつつ、色使いや狭い空間をフルに使う設計の工夫には満足していた。
今回のリフォームでは、リビングとダイニングの間仕切りを取り除き、台所のつり棚を撤去し、かなりスッキリした。2階の物たちを一時運び入れた3階の各部屋はまだまだ片付かないが、2階は快適な空間になった。一番嬉しいのは、今までパソコンや本で一杯だったダイニングテーブルが使えるようになったこと。ダイニングテーブルが使えるならと、マットや箸置きを出そうという気持になった。何度か箸置きを使って食事の準備をした後、息子にテーブルセットしてと頼むと、ちゃんと箸置きが出てくることには驚き。
断舎利、断舎利と言うけれど、最低限の食器やカップでの生活はやはり味気ない思いがある。サイドボードはどうしよう。私の姉が私の結婚のお祝いにとプレゼントしてくれたもので、家族も処分したくない思いは一緒だった。これは残そう、と決めた。
私たちはバブル経験者。ちょっとお金に余裕のあった頃に買ったグラスやカップを並べてみた。単純に私は、そうそう、やはり心の余裕はこんな所から生まれるものと満足した。
ここまで片付けが進むとあとは本当に気持ちの問題。スッキリした、少しの心の余裕も生まれた。これからは物に依存する生活は止めようと思う。
そんなこんなで3月以降、大好きな庭の世話が全くできなかった。いつもの日曜日なら朝食前から庭に出て、せっせと草取りをし、ポットに寄せ植えし、飽きることがなかった。ところが全休日を片付けに取られてしまって今年の庭はほったらかし。雑草がたくさん生え、荒れ放題。ところが、たくさん咲いた桜の花にたくさんのサクランボがついた。それこそ鈴なり。何と愛らしい!サクランボの愛らしい赤に心ときめく人は多いと思う。小ぶりだが佐藤錦。口にいれるとほどほど食べられる甘さ。ご近所さんに枝をお裾分け。
イチゴもたくさん実った。イチゴを食べようと思ったら、それこそナメクジと競争しなければならない。ナメクジに食べられる前に摘み取らなければ。せっかくのイチゴはほとんどが穴をあけられ、食べられず、今年はナメクジに惨敗だった。
更に、さらに、今年の我が家の庭は凄い。小さな桜のような楚々とした小花をつけた棘のある木に5、6個の実がついた。自分で植えた木でしょう?何を植えたかわからないの?と怪訝そうにいわれる。プラムにしては細長い、プルーンはどうなんだろう。誰彼に聞いても結局わからないまま鳥についばまれてしまった。最後に残った一つを枝ごと折って花瓶に挿した。存在感のある紫の実。綺麗!嬉しい!
父が植えたぶどうの木も昨年からぐんぐん伸びるようになった。初めて実がついた。それもたくさんの房、房。流石にしっかりとした実の混んだこれぞぶどうという房になってはいないが、まばらについた実が日ごとに大きくなっていく。きっと食べられる葡萄に育つに違いない、期待が広がる。今から楽しみだ。実りの喜びがはこんなにも大きいことを改めて知る。期待していなかった分、予期せぬ実りは大きな喜びを与えてくれた。父が80歳を過ぎてなお野菜作りをしている理由がわかった気がする。
野菜や果物と比べるのは子供に申し訳ないが、育てるという意味でれ以上大きな仕事はない。私は自分の子供たちをどういう風に育ててきただろうか。愛情をシャワーのように降り注いで育てた、と言いたいが、娘に言わせると「ほったらかしだったよね」とのこと。「私は自分の子供は自分の手で育てたい」と高校生の頃まで言っていた娘は、就職するとそんなことは言わなくなった。むしろ、「私に子供が出来たらお母さん助けてね」と言う。私は自分で苦労したから娘の助けになりたいとずっと思っているが、アラサーの娘に結婚を考える相手のいる気配はない。それこそ微塵もない。
子供たちを育てる時期、私には楽しみながら子育てする余裕が全くなかった。今の若い人のように「イクメン」などという言葉はなかった。父親は休日どこかに連れて行ってくれる役割がせいぜいだった。保育園には全体の8割くらいは母親が子供の送り迎えをするのが当然で、突発的な事情が生じたときに父親登場だった。ほとんどの母親が一人抱え込んでいた。食事をして保育園に行って、保育園でのお支度をして、「お母さん行ってくるわね。保育園頑張ってね。」というまでの間、ずっとずっと「早く、早くして」と言い、夜眠らせる時にさえ、「早く寝て」と思っていた。でもいつも早く寝てしまうのは私の方だった。絵本を読んでも最後の数行はふにゃふにゃになって完結しなかった。
たかだか10分や15分のこと、どうしてゆったり構えられなかったかと今更ながら反省仕切り。
私に余裕はなかったが、周りの人たちにはとても親切にしていただいた。夏は日が高いので、保育園から帰宅する私たちを待っていてくれるようにお隣のおばあちゃんや裏のおじいちゃんが出て来てくれて、ひとしきりおしゃべりに花が咲いた。お弁当のフタが開かないと言ってお弁当代をかしていただき、鍵を忘れたといって可愛いバックにハンカチ、ティッシュ、電車代を入れて持たせていただき、寒いとき家の中に入れていただいたり。子供が一人で帰宅してもそれほど心配しなかったのはいざというときに助けてくれる周りの人たちがいたからだ。そういえば、歯医者さんも、子供が虫歯になってから診察台に上がるのは勇気がいることだから、何もないときから座らせるためにいらっしゃい、と言って下さって、我が家はそうさせていただいた。子供の味方が今よりずっとたくさんいた。私が、早く、早くと急かして育てた二人の子供だが、幸いなことに、我が家の愛犬小次郎のようにせかせか、チャキチャキしていなくて良かったと思う。「小次郎はどうしてこんなに落ち着きなく、せかせかしてるのかしらね。親がそうだったのよね。」と言うと、子供たちからは、今の小次郎の両親はお父さんとお母さんだからね、と言われてしまう。
このちゃきちゃきの江戸っ子のような小次郎はどうしたら落ち着きのある紳士に成長してくれるのだろうか。
最近、スクールカウンセラーを題材にした本を読んだ。ここ数年で職場でも学校でも病院でさえ入院患者の対応に心理カウンセラーが重く用いられるようになった。学校の中で最初は何をする人?程度の扱いだったカウンセラーが教師の手の回らない子供達の問題に少しずつ少しずつ触れて浸潤していく。問題のある子供達にも解決ばかりを急ぐ教師達にも、家族にも、決して解決を急ぐことはしない。スクールカウンセラーは絡まった糸を少しずつ時間をかけてほぐしていく。なかばフィクションの中の興味深いお話しかもしれないが、会話からその人の心を読む、カウンセラーの仕事のすごさに感心させられた。子供達の問題行動にもそれぞれ理由が
ある。子供達の送るサインをしっかり受け止めなければいけないと思う。
この歳になった私に何ができる?もしかしたらこの歳だからできる何かがあるかもしれない。我が家の子供達が周りの人たちによくしていただいて大きくなったように、今度は私がご近所の子供達に眼を配ることができたらいいなと思う。
目指すはドラムの叩ける、人の話の聞ける、可愛いいおばあちゃん。いざ!!
暑気払いのご案内
暑気払いを行います。ちょっと早めのお知らせですが、手帳にお書き留めの上、是非ご参加ください。
【日時】8月26日(土)午後1時~4時
【場所】銀座通り法律事務所
中央区銀座6-9-7 近畿建物銀座ビル7階
03-5568-7603
【会費】2,000円 差し入れ大歓迎です。
恒例の暑気払いです。それぞれの夏の思いを語りあい、情報交換を行う楽しい会です。
土曜日の午後の一時をどうぞお楽しみください。
8月21日までに参加の旨を事務局宛ご連絡ください。
あらためてのご連絡は致しませんので、お忘れなく!!
障害児・者人権ネットワーク事務局
TEL 03-5568-7603
編集後記
人権ネットワークが裁判支援することを決めた和真君訴訟の第1回口頭弁論期日が5月19日に開かれました。平日であり、裁判の傍聴をして下さる方が少ないのではないかと心配していましたが、そんな心配をよそに法廷に入れなかった人がでるほどたくさんの方に来ていただきました。毎回の期日に入廷できないのではないかと心配するくらいたくさんの方に傍聴していただければ裁判所に対する強力なアピールになります。私一人がいかなくても、と決して思わず、たくさんの方に傍聴していただければと思います。今後とも宜しくお願いいたします。署名や傍聴を通してネットワークの“力”を感じています。
私たちのお手本、杢早苗さんが4月に脳梗塞で入院されました。幸い10日程度で退院でき、現在リハビリ中です。水分も摂らずに無理だなと思う作業を続けてしまったとおっしゃっていました。体に自信があっても無理は禁物と教えていただきました。皆さまもお体にご留意ください。杢さん、お会いできる日を楽しみにしています。杢さんにお会いしたいと思っている方がたくさんいます。
毎月の学習会、定例会、裁判などの日程をお知らせしましたが、それ以外の行事はまだ決まっていません。今年も楽しいこと、賑やかなこと、勉強になる事がたくさんできたらと思っています。銀座の真ん中に事務所がありますが、働いている私たちはあまり銀座をしりません。会員の方も勉強会などで事務所に集まることはあっても銀座散策していないかもしれません。銀座をぶらぶらするのもいいかもしれません。築地散策も楽しいかも知れません。楽しい企画
をおまちしています。
総会の時に理事長から、この国では、障害者としての制度の恩恵を受けるためには手帳を持たないと障害者として認めてもらえません、というお話しがありました。それでは、手帳をもてば障害者として優遇されるかというと、例えば精神障害の方など、手帳を持つがための差別を受けるということも聞きます。合理的配慮を求める以前の人としての基本的な優しさに欠けています。みんな優しければ法律がなくても制度が不備でも今よりはもっともっと住みやすい社
会になるはずだと感じます。まずは心に余裕をもつことなのでしょうね。
会報も80号を数えました。100号までもうひと息です。(事務局)