2011年10月15日、暑気払いの日に鎌倉の遠藤さんから保存用の「缶入りパン」の試食品をいただきました。美味しく頂いてから、鎌倉へも行こうというと事務局から提案しました。皆さんご都合が良い日は10月15日(土)でした。
「朋」は遠藤礼二さんが運営責任者を務める障がいを持った人たちの作品等を販売するお店です。朋を見学し、買い物を済ませ、銭洗い弁天、文学館にも行きました。ガイド役は遠藤さんです。静かなとても感じのいいお店でお茶を飲みました。
手作り品の店「朋」
住所 鎌倉市扇が谷1-7-7-101
0467-22-0802 東京-鎌倉(片道)890円
(所用時間 1時間位)
鎌倉 てづくり品の店「朋」の遠藤さんより
5月25日付のお便り
この度の震災では未曾有の数の方々が被災されましたが、各地の避難所を廻ってきた福祉施設の職員の方が異口同音に言っていましたが、どこへ行っても障害者が隅に追いやられていたり、支援物資をもらえなかったり、訴外されている状況で、行く先々で抗議してきたそうです。このことは6年前の中越地震の時と同じで、福祉作業所の仮設は最後の最後、6ヵ月後だったという事実があり、今回もこの様な状況は全く変わってないようです。
震災時の障害者の人権をどのようにして守っていくべきか、議論していただければ幸いです。
仙台のわらしべの里の「牛タンカレー」は仙台のお土産として人気があり、駅の売店あんどでよく売れていましたが、観光客が全く来なくなり、在庫を抱えて困っていると言うことを聞き、鎌倉で販売を始めました。皆さまにもご協力いただきたく、注文書をお送りしましたので、よろしくお願いします。価格は義援金がプラスされた価格です。
8月20日のお便り
猛暑が続いていた今日この頃でしたが、今日は一転して涼しい朝を迎えほっとしております。
ご無沙汰しておりますが、今年春よりにわかに多忙となり、特に大震災後は被災地から矢継ぎ早に要請が入り、それに対応するためフル稼働しております。
暑気払い、楽しそうですが、鎌倉のボランティアスタッフの暑気払いの日と重なって出席できません。また旅行も行きたいのは山々ですが、この時期イベントが重なっていますので、参加を断念せざるを得ません。
被災地の障害者施設の製品は、なかなか「すぐれ物」が多く、先日行ったバザーでも大好評でした。特に「牛タンカレー」はリピートの注文が殺到しており、品切れで9月上旬の入荷まで待っていただいていおります。原料は国産からオーストラリア産に切り替えたので、セシウム汚染にはなりませんのでご安心を。
また、突然の災害に備えるため、備蓄用食品「ふっくらパン」がよく売れています。お年寄り、子どもにもそのまま食べられますので、是非皆さまのご家庭や職場に備えていただけましたら幸いと思い、サンプルを送らせていただきました。ご試食ください。
鎌倉の「朋」に行ってきました
11月15日、雨模様の土曜日でした。鎌倉駅11時集合。10人で遠藤さんが責任者を務める 朋 へ行きました。
鎌倉駅から5~6分のところにお店はありました。鎌倉駅から朋までの道は歩道がほんのわずかですが斜めになっていて、車椅子で走ると車道の方へどんどんひき寄せられてしまいます。朋の店も階段を4、5段あがらなければなりませんが、それも古都を守るための条例?でしょうか、があって、バリアフリーにできないとのこと。鎌倉は道が狭く、坂も多く、障害を持った人にはちょっと大変です。
朋では、専従の斉田さんと遠藤さんとボランティアの方が迎えてくださいました。
店先には新鮮な野菜や果物が並び、入口辺りには前回紹介させていただきた牛タンカレーがならんでいました。品数にしたらどれくらいあるでしょう。小物からバックからアフリカあたりの楽器まで、多彩な品揃えでした。
品物を吟味し、思い思いにパンや牛タンカレー、お味噌、野菜などを買うと、時間はすでにお昼。遠藤さんに紹介していただき、近くの洋食屋さんでボリュームたっぷりの昼食をとりました。
銭洗弁天に向かうころには雨が一休みし、傘なしで歩けました。銭洗弁天はこんなに急坂だったろうか、と一同、がんばって到着。お金が増えますようにと手持ちの小銭を洗って、記念撮影の後、次の目的地へ。途中絵本作家の長野ヒデ子さんのアトリエもありました。永野さんは遠藤さんたちの活動の支援者でもあるそうです。
文学館に行く途中のこじゃれた遠藤さん知り合いのカフェで、ゆっくりお茶を飲み、また、出発です。文学館の建物は前田家の別邸だったそうで、ステンドグラスをあちこちに配し、おしゃれな洋館でした。庭もステキそうでしたが、閉館まであまり時間が無く、そのまま長谷駅まで歩き、鎌倉に戻りました。長谷駅途中のしゃれたアジアンテイストのお店も遠藤さんのお知り合いの方のお店でした。
遠藤さんが丸の内の会社に勤務中から鎌倉を足がかりに活動され、人と人とのつながりがしっかりできていることを実感させられる鎌倉散策でした。
鎌倉はしっとりと落ち着いた街ですね。アベックの姿も多かったですが。
遠藤さん、ありがとうございました。たくさん歩いていい運動になりました。疲れたと言いながら、遠藤さんと別れた後みんなでカラオケまでして帰りましたよ。
震災後の被災地支援のために粉骨砕身で、大きな被災地支援の品物を大きなリュックサックについて物品販売を行っていた遠藤さんでしたが、平成25年体調を崩され、朋の運営事態難しくなり、やむなく閉店となりました。また、お元気になられた姿を見せていただけるものと期待しています。 遠藤さん、ご苦労様でした。