月例会などの最新情報はこちらからご確認ください

会報109号(2024.6.22)

人権ネットワーク活動記録

  • 2024年4月12日月例会
  • 2024年4月20日おしゃべりの会(中央通り法律事務所)
  • 2024年5月25日総会、講演会「憲法のはなし」上出勝先生(佃区民館)
  • 2024年6月14日月例会(中央通り法律事務所)
  • 2024年6月22日会報作業日

本年度(令和6年)の行事予定

  • 6月22日(土)午後2時から会報作業
  • 7月20日(土)午後2時から「おしゃべりの会」・月例会
  • 8月31日(土)午前11時から会報作業
  • 8月31日(土)午後1時~4時 暑気払い
    中央通り法律事務所参加費2,500円
  • 9月13日(金)午後6時30分から月例会(ZOOM会議)
  • 10月19日(土)朝11時00分 東京大仏、植物園散策とバーべキュー
    都営三田線「西高島平駅改札口」集合
    参加費2,000円
  • 11月8日(金)午後6時30分から月例会(ZOOM会議)
  • 11月16日(土)上出先生講演会(予定)
  • 12月21日(土)午前11時から会報作業
  • 12月21日(土)午後1時から4時 クリスマス会
    中央通り法律事務所参加費2,500円

令和7年の予定

  • 1月18日(土)午後2時からおしゃべりの会+月例会
  • 2月14日(金)午後6時30分から月例会(ZOOM会議)
  • 3月15日(土)12時集合、おしゃべりの会+月例会+会報作業
    おしゃべりの会は参加費200円です。

原稿・情報をお寄せください。
どんな内容の原稿でも結構です。いただけるとありがたいです。
ご協力お願いいたします。

印刷費用について

これまで会報等の印刷はACCEAというお店でやっていましたが、この6月より、A3サイズ1枚4円程度だったものが7.04円に値上げになりました。通常会員の値段です。そこでプレミアム会員は月額990円支払いがあるのですが、1枚の価格は4円、8月31日まではキャンペーン期間で、白黒でA3サイズ1枚2円になります。ということで、プレミアム会員になりました。ご了承ください。

年会費納入のお願い
年会費の納入をお願いいたします。
物価高騰の折から3000円の支出は大変だと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
ご寄付もいただけましたら大変助かります。

令和6年(2024年) 総会報告

とき:令和6年5月24日(土)午後1時
ところ:佃区民館(中央区)
参加者:12名

1. ごあいさつ

本日はお忙しい中人権ネットワーク総会においでいただきありがとうございます。みなさんそれぞれご事情のあるなか、10名以上の方にお集まりいただき総会が出来ることは幸せなことです。
突然ですが、私の名前は弘海(ひろみ)です。親はどう思ってこの名前を付けたのかわかりませんが、「弘」は弘法大師の「弘」で、「海」は空海の「海」とうようなことで、縁というのを感じます。人権ネットワークも人とのかかわりで成り立っています
。縁を大切に、ということで総会を始めたいと思います。

2.2023年(令和5年)度活動報告

1.会員数

2024年3月31日現在 会費納入者50名(うち1名については6年分既払い)
申出のあった3名について会費免除。
会費未納入者に督促連絡はしていない。

2.会報

会報5回発行、発行部数各約110部
№103(令和5.5.1)発行№104(令和5.7.14)発行№105(令和5.10.13)発行
№106(令和5.11.25)発行№107(令和6.2.17)発行
会費納入者を中心に110部を発行した。

3.主な活動(月例会等を含む。運営委員の話し合いは学習会同日に行った。)

令和5年
4月21日(金)Ⅿさん国賠訴訟(松戸支部)
5月1日(月)会報発行
5月27日(土)総会、懇親会
6月2日(金)月例会
8月18日(金)Ⅿさん国賠訴訟(松戸支部)
9月2日(土)そうめんパーティー(暑気払い)
9月8日(金)月例会(ZOOM会議)
10月13日(金)月例会、会報発行
10月18日(金)東京都へNPO報告
10月28日(土)おしゃべりの会(中央通り法律事務所)
11月10日(金)月例会(ZOOM会議併用)
11月25日(土)会報発行
12月15日(土)クリスマス会

令和6年
1月20日(土)おしゃべりの会(中央通り法律事務所)
2月9日(金)月例会(ZOOM会議併用)
2月17日(日)会報発行行
3月8日(金)月例会(ZOOM会議併用)
3月16日(土)蒲田食事会、池上本門寺散策

ZOOM会議45分の2本立てにし、昨年度より会議ができるようになった。
おしゃべりの会は、お茶を飲みながら、自由に語り合う会とし、2回開催した。もっとたくさんの方に参加していただき、職場での出来事、悩み、子育てを終えた先輩から情報を子育て中の親御さんに伝える場になるようにする。開催希望があるので、今年度は回数を増やす。

4.人権相談窓口

外部からの相談は4件のみ受けた。
学習会・月例会で会員の方の困りごとについて参加者で考えた。大石弁護士にアドバイスいただいている。

  • 会社の合理的配慮を求めたが希望を容れてもらえない。
    >現在裁判中
  • 地方議員の関わる団体の仕事をしたが適正な給与が支払われない。
    >現在、ご本人の体調がわるく、相談中断中
  • 風呂用リフトを転居先に移した。取り外し、取り付け費用ついて、未払いため、請求を受けている。
    >福祉機器は、貸与されたものか、給付されたものかで対応が異なる。無断で持ち出すのはよくない。新たな住所地での取り付けも、無断で行って市に費用負担を求めることはできない。
  • 後見人の対応が悪い。グループホームの対応が悪い。相談員が役割を果たさない。
    >一人で何もかも対応するのがしんどい。話し相手になってくれる人がほしい。
    人権ネットの萩原さんを紹介し、話を聞いてもらっている。
    菊池さんにも息子さんも同じような状況なので、一度皆で話をした。
  • 人権ネットワークの会員
    障害年金と生活保護により生活している。病院費用、交通費について市役所の保護課からスムーズに費用が振り込まれない。
    >文書で請求することをアドバイス。担当者から連絡があり、振込された。

5.広報委員会

ホームーページのメンテナンスをお願いしている。適切に掲載してもらっていて、わかりやすい内容になった。今後は更にホームページを充実させる。毎年の課題だが、メーリングリストを活用したい。

6.裁判支援

Ⅿさんの労基署に対する国賠訴訟弁論続行中。Ⅿさんの主張を待って被告から反論予定。陳述書の提出を求められている。
Wさん訴訟障害者に対する合理的配慮を求めたが対応してもらえず、退職。現在大石先生代理人になり会社相手の訴訟係属中。必要ならば傍聴に行くなど協力したい。

5.2024年度活動計画

NPO法人障害児・者人権ネットワークは、障害児・者の人権の確立をもめざして前向きに活動を続ける。

(活動)

学習会を行う。
会員相互の交流と親睦を図る。
楽しい催し物を企画する。
外部に向けた学習会や講演会の企画をする。
障害児・者の人権相談窓口の継続。
障害児・者の人権確立のための支援(裁判等)
機関誌発行(年3回程度)その他、随時情報を発信する。
個人会員の加入の促進を図る。ネットワークの紹介を心がける。
固定費が嵩むことから、年会費支払いを少し強く求める。
障害を持つ人の就職後のケアについて検討し,実践に役立つ情報を提供する。

「広報活動」について
ホームページの充実を更に図る。
会報の内容については担当編集長に一任する(内容について会員の希望を最大限に取り入れる)。
メーリングリストを活用する。
他の団体主催の学習会にも顔をだし、視野と人脈を広げる。
特に若い人の参加を得られるような取り組みをする。
会員相互、外部の方の参加を求め、年に数回おしゃべりの会を行う。

<月例会の開催日>
月例会・学習会開催曜日について、仕事を終えてから月例会に参加するのは難しい。
時々土曜日開催の月例会を行ってほしい旨の希望があるので、ズーム会議と対面での月例会を交互に行うことにする。
ZOOM会議も45分×2回として、今後も行う。

<裁判支援>
今後も障がい者関連事件の裁判支援を行う。

<学習会について>
上出勝先生に憲法制定の話を伺った。1度の講演会では時間が足りないので、上出先生にお願いし、もう一度講演会を行う。少し先になるが、理事長が戻られる11月を」予定したい。
改正法などの勉強を積極的に行うとともに、参加者の悩みを積極的に聞き、解決方法を探るような形にする。

<被災地支援ついて>
少ない陣容ではあるが、できることがあれば積極的に行う。上出先生が能登の支援に出かけているので、実施状況を伺う。

<不足するグループホームの運営について>
新たに設立のグループホーム、運営の不十分な対応について目を向ける。
上記活動計画、予算案について異議なく了承されました。
また、総会で決められなかった事柄については、6月14日の月例会で決定しました。

次回月例会等の開催日時

月例会・学習会
これまで8月と12月を除く毎月第二金曜日としてきましたが、隔月で土曜日に月例会+おしゃべりの会などを行うことにしました。手帳にお書留ください。
散策場所を東京大仏と赤塚植物園+バーベキューとしました。
板橋区でちょっと遠いのですが、行事の一つとしました。
他に、三鷹市のオルゴール館も候補にあがりました。ご希望をお寄せください。

(本年度の行事予定)
6月22日(土)午後2時から会報作業
7月20日(土)午後2時から「おしゃべりの会」・月例会
8月31日(土)11時から会報作業、午後1時から暑気払い
9月13日(金)午後6時30分から月例会(ZOOM会議)
10月19日(土)朝10時30分都営三田線「西高島平駅」集合東京大仏、植物園散策とバーべキュー
11月8日(金)午後6時30分から月例会(ZOOM会議)
11月16日(土)上出先生講演会(予定)
12月21日(土)午前11時から会報作業

クリスマス会 午後1時
1月18日(土)午後2時からおしゃべりの会+月例会
2月14日(金)午後6時30分から月例会(ZOOM会議)
3月15日(土)12時集合、おしゃべりの会+月例会+会報作業

会報原稿をお願いいたします。
会費納入をお願いいたします。
本年度もよろしくお願いいたします。

年会費は例年通りお願いいたします。
今までA31枚4円程度だったコピー代が8円に値上がりします。なにもかも値上がりしていて生活が大変なときに恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
ご寄付いただける方はよろしくお願いいたします。

7.ごあいさつ

今後も今までとおなじように活動を続けたいと思います。ご協力をお願いいたします。

上出勝先生の講演会「憲法のはなし」

人権ネットワークの令和6年総会のあと、弁護士上出勝先生に講演していただきました。上出先生は能登の震災支援に行かれています。地元だからというだけではありません。今ご自分にできることを、と積極的にかかわっていらっしゃいます。さらに、辺野古のアメリカ軍基地のための埋め立てに反対するべく、沖縄にも座り込みに出かけています。沖縄は日本国土の0.6%の面積しかない、さらに、在日米軍基地の70%がすでに沖縄に集中しているにもかかわらず、普天間飛行場の代替飛行場として辺野古を埋め立て、飛行場の建設を進めているのです。沖縄県民の民意を無視して、沖縄だけに負担を強いるのは納得いかないところです。上出先生の行動力には脱帽です。

今回は「憲法のはなし」を聞かせていただきました。このところ参加者減少傾向でしたが、今回は20名近くの会員の方々が先生の講演のために集まってくださいました。

上出先生は、冒頭、少なくとも一度は「憲法」を読んでみるべきだと言われました。確かに、憲法前文、象徴天皇、戦争の放棄あたりは誰でも知るところですが、103条まですべて読んだという法律家以外の人をあまり知りません。
読まずに何がわかりますか。本当にそうです。

憲法は国民の自由や権利を守るために、国に対して縛りをかけたり、国民に対する国の義務を規定した国の最高法規という位置づけです。刑法は国の秩序を守るため、犯罪者に罰を与えます。民法は人と人との紛争の解決の基準を定めています。それらの法律と違って、憲法は私たちを守るためにある法律なのです。というあたりを頭に入れて、憲法を読み始めています。上出先生は一時間もあれば読めますから、と軽くおっしゃったのですが、きっかけをいただいて読んでいます。
憲法はすごい法律だと感じます。憲法前文は鳴り響くファンファーレのようです。

天皇の名のもとに行われた第二次世界大戦の惨禍を二度と繰り返さないように、象徴天皇の役割を限定的に定めたこともなるほどと感じます。戦争の放棄も、文字通り戦争しない、させない、加担しない、ということなのですが、武器輸出に反する輸出がすでに行われているようです。

その他、参政権、男女平等、幸福追求権、思想、信条の自由、教育を受ける権利、勤労する権利などなど、憲法は私たちの生活の根幹を規定したものです。
憲法は戦勝国のお仕着せではない。日本政府の憲法調査会の案は、大日本帝国憲法とあまり変わらなかったため、民間人が結成した憲法研究会の条文案がGHQに英訳され、これが憲法案の作成に大いに役立ったというのです。上出先生は、成立した憲法は日米の合作であると教えてくださいました。

ポツダム宣言をもっと早く受諾していたら、原爆投下も防げたはずだとも。A級戦犯、B級戦犯も戦争犯罪の軽重を言うのではないことを初めて知りました。

まだまだ憲法を読み始めたところですが、いや、憲法は面白く、かつ、私たちの、この民主主義と言われる現代社会の根幹をなす事柄が満載の法律であると今更ながら強く感じ、この国に暮らす誰もが一度は読むべきと私たちも思いました。

上出先生には知らないことをたくさん教えていただきましたが、情報というのは取り扱い方によって、また、年月とともに、その時々の為政者に都合よく解釈されるもの、よくも悪くも変遷していくものということを教えていただきました。確かな知識を得るためには、しっかり考え、しっかり見極めること、いろいろな文献にあたることも大切なことと感じました。

たくさんの資料を準備くださった上出先生の講演の感想としてはあまりに浅薄ですが、参加した皆さんともども、よいきっかけを与えていただけたと感謝しています。

今回の上出先生の講演会は、時間が短く、語りつくしていただいていないので、粟谷さんが東京にもどる11月に再度お話をお聞きできたらと考えています。上出先生にはまだお伝えしていませんが。先生よろしくお願いいたします。

父のパーキンソン病について

医者は、患者サイドから患者を慮ることはせず、大概は医師として医療の立場からしか患者をみないパターンが多いであろう。患者側からしたら、イライラしてしまうだろう。しかし、それは、違いますよ。むしろ、その逆です。そんな時は、同じ目線にて、互いに、同時進行なわけです。

つまり、出来ないことを、やる気にさせてやらせよう、治してあげたいと思うことは無理で、止めることが出来ない患者の衰えの進行のはやさに、医師側としても戸惑いがある、医師も専門ではあっても、一人一人違う患者に戸惑っているのだと思います。この意味で同じ目線なのです。

パーキンソン病になった人は、例えば、食べたいと思うと、我慢が出来なくて、手が出てしまう。
つまり、食べたいと思ったら、どうしても食べたくなり、思いを口に出してしまう。意思表示が小さい子どもと同じではないかと、思うのだ。

ではどうしたらいいのだろうか。怒ったり、わがままを言ったりするが、それは病気がさせているのだ。そう思うしかない。
パーキンソン病は、そもそも、脳自体に、衰えがあり、進行が進むと、最悪、死に直結してしまいます。
現代の医療をもってしても、進行を遅らせること以外治療法がないため、患者も家族も不安で仕方がありません。それについては、無理もありません。完治は残念ながら、ありません。

では、家族としてはできることがないのか、毎日の生活の中で、本人にどう寄り添ったらいいのかを考える以外にないと思うのです。私は、どんな状況になっても、家族が患者本人を自宅で見守りたい、できるだけのお世話をしたい、こう思うことが一番の寄り添い方だと思うのです。

みなさん、私の父が、パーキンソン病なのです。病名を聞いたときはとてもビックリしました。どうするのが一番いいのか、家族で考えました。母も高齢なので、姉と私ができるだけ母を手伝い、父の面倒をみたいと思っています。
家で父と過ごせる時間は大切です。父も家にいるのが一番いいと思っています。
みなさんの家族が、パーキンソン病に、なったら、まずどうしますか。お医者さんに行って、家族が父といっしょに、父の病気と向き合うという決意を話して、方法を考えたいいと思います。
考えていても始まらないので、先ずは、病院に行かれてください。

今の私の状態について

私は、かつて、元気な身体と、元気だけは、誰にも負けなかった。

ところがある日のことだった、膝が痛みはじめてから、足首までが、まるで雷の稲妻が、住んでいるように、痺れた。おまけに、左中指がつったかのように、曲がるのだ。腰は昨年8月、骨折をしているのが、それなりに体力は、衰えているわけでもない。今回のしびれやつったりは、かなり頻繁で、辛いのは、真実だ。

もっと早く歩けといわれたなら、できることなら、そうしたい。
でも、それができない。
どうしたらいいのだろうか。パーキンソン病の、病を持つ父がいるが、何か、手伝ってあげたいが、しかしながら、今は、自分で精一杯で、人どころじゃあない。下手をしたら、また入院に、わたしが、なりかねない。また、入院に、なったら、その時は、その時だと、割りきっているが。
それよりも、自分に厳しくと、よく家族から言われるが、やれば出来るから、期待の現れだと感じる。
できない、できない。では、いつまでもできないでいるからだ。また、いつでも、どこでもいけるように、回復してほしいからだ。
なぜかなあ、身体は、私を、支配してしまうように思う。寝ていても、眠れないくらいだ。
みなさん、親孝行しましょう。私も、身体が、私に対し支配しなくなる日が来たらいいのに、そしたら親孝行できるのに。
野口英世の、遠き落日のように、本当の意味で、回復は、遠き落日かもしれません。是非野口英世のを、ご覧ください。

上出先生の講演「憲法制定のはなし」の感想

皆さんこんにちは。
総会に参加をされました皆様の中で、法律は何となくわかったり、何となく、わからなかったりと、色んな方々がいて、当たり前かと思います。

何故ならば、普段は、法律なんて、聞きなれないし、法律なんて、普段は、法にまつわるのには、触れないですからね。
普段の生活では、そんなに、触れないですかね。法律には。それだけに、私も含めては、知らない方々のが、多いのではないでしょうか。
でも、なんにも、恥じることはありませんよ。それが普通ですからね。
法律は、法で裁き法で成り立つ場合にて法律が役立ちます。
法律は、国民が、安心をして、生活ができるために、あります。
難しいですが、法律があるかぎりは、知らなかったとか、理解できなかったとかは言い訳になりません。人を傷つけたり、怒りに任せたりしてはならない

とおもいますよ、皆さん。どんな場面でも、そうですからね。
終わりに、今をどう生き抜くのかも大切ですから。

人権ネットワークと私

阿部寮にいた時から川口さんという寮母さんに誘われて人権ネットワークに参加していました。会員になってから15年くらいは経っていると思います。
石和温泉に行ったり、ハワイアンズに行ったり、クリスマス会も暑気払いも30人以上の人が参加していたなと懐かしく思います。

川口さんが亡くなって5年くらいになります。今は阿部寮を出て別のグループホームにいますが、阿部寮も建物が古くなってなくなってしまいました。阿部寮にいた阿部さん、宜野座君、栗山君とは連絡をとりあっています。

私は人権ネットワークの理事をやらせてもらっていますが、会社のシフトがひと月前まで決まらないので、人権ネットワークの行事に出たくても仕事になってしまうことが多く、残念です。決まったシフトの変更は言いにくいです。

それでも、私は理事をやらせてもらっていることが嬉しいですから、できることで役に立ちたいとずっと思っています。
何ができるか、なかなか思いつかないのですが、まずは昔のように阿部寮のメンバーが参加できるといいなと思い、宜野座君と栗山君に参加しようと声を掛けました。宜野座君はすぐに参加してくれて、今ではネットワークの理事にもなってくれています。栗山君にも誘いの電話をかけています。栗山君には、以前のように、クリスマス会で進行役をしたり、暑気払いで司会をしてくれないか、とお願いしてみました。栗山君は、「私に出来ることがあればやります」と答えてくれました。「会報作りにも参加できます」と言ってくれました。

今のところ、出席できるときにお手伝いすること、仲間に呼びかけること、この二つくらいですが、人権ネットワークがこれからも続くように、自分たちが引き継げるように、できることで頑張ろうと思います。
それと、人権ネットワークで学習会に使った本、大切にしています。時々その本を開いて勉強しています。

「コロナ禍の体調異変」

コロナが猛威をふるっていた頃、私は私の体調異変が気になっていました。

先ず、声が出なくなっていました。
パクパク喘ぐだけだったのです。対策として、念仏を唱えることにしました。
だけど、この歳では、お経は覚えられません。思い立ったのが、中学校で授業で暗記させられた、島崎藤村の千曲川絮状「小諸なる古城の…」でありました。幸いなことに全部覚えていましたので、声にすると、念仏のようです。
次に日本国憲法の前文も覚えていましたので、これも念仏の一つに加えました。
さらに、藤村の初恋へと輪を広げました。
不思議なことに、今では会話ができるまでに回復しました。でも、訓練を怠ると出なくなります。

次なる異変は便秘。
肛門に扉を取り付けたかの如く、ぴったりと閉ざされた肛門はピクリとも開きません。意外にも苦しいのですねえ。驚いたのが、体重が7キロも減っていたのです。ただいま、下剤を服用しております。しかし、この錠剤って、突然効かなくなってしまうのであります。こうなると、また銭座の上で唸る事態に戻っているのです。
現在、早朝4時に起きて、水をたっぷりと飲んでいます。効果? どうなんでしょうねえ。よかったり、唸ったり…の繰り返しです。

3つ目の異変が、突然パソコンが動かなくなることでした。
変だなあ? と不思議に思っていると、左手の薬指がsのキーを押したまま固まっていたのでした。
ここまで書くと、私の病名に気づく方もおられることでしょう。

次の原稿のタイトルは、病名「老衰」です。
老衰という名の診断名を言い渡されたのは、この広い世界にあっても、私だけでしょうねえ。

ひとりごと

とりたてて“これ”ということのない毎日だけれど、心にちょっと残ることばやことがらがある。

事務所のビルはオーナーが代わり、テナントとして飲食店を営む会社が沢山入ってきた。この2ヶ月は、どの階も工事、工事で落ち着かなかった。週末まで白かった壁が、月曜日にはまっ黒く塗り替えられていたりする。電気も暗い。
夜の食事にはかっこいい内装なのだろうが、事務所の扉を開けて廊下に出ると、場違いな所にいるような気持ちになる。工事の人たちが入れ替わり立ち替わり出入りしている。郵便物をとるため1階まで行ったときのことだ。

年配の職人さん「雨が降ってきたなぁ」

一緒にいた若い職人さん「内装の仕事に雨は関係ないでしょう!!」
そこで話はプツンと切れた。年配の職人さんは大人だった。それ以上何も言わず、エレベータに乗った。

 「雨が降ってきたなぁ」「そうですね」
これだけでいいのに、そばにいた私が悲しくなった。

息子と二人で群馬に行ったときのこと。主人には姉がいて、息子のいとこ二人は東大、早稲田の政経を出て、政府系の銀行に勤めている。お給料がいいらしいという話を義母がよくしている。「いいわねぇ、高収入で」と私。息子は「俺もおねえちゃんもお金はないけど、心があるよ」とぽつん。うーーん我が息子ながらいいことを言う。

息子は会社で7、8人の部署にいるのだが、現在2人の障害者枠で入った人といっしょに仕事をしている。「俺なんかチョー優しく接しているよ。だけど、みんな長続きしないんだよね。」という。今度入る人は精神障害の人で、人に見られることが極度に嫌だという。「今日はその人の机を端にするために、俺の席替えしたんだよ。一日かかった」

息子の会社は息子の部署ばかりに障害を持つ人を配属するらしく、直接仕事を教えるように言われている息子は苦労が多いらしい。障害を持つ人に理解のある会社ならいいのだが、法定雇用率を達成するためだけに雇い入れているという感は否めない。「配慮する」というのはどういうことなのかな、息子には判断が難しいようだ。毎日、あれこれ愚痴りながら、大きくなっていくんだろうと思う。そう。息子はだいぶ大きくなった。体重も。

娘は、11年いた整形外科病棟からようやく異動になり、現在は救急病棟勤務になった。元気のいい娘のこと、慣れきった整形外科では偉そうにしていたんだろうなと思う。が、たくさんの看護師さんやお医者さんに寄せ書きしていただき、それを大事そうに見せてくれた。惜しまれたんだ、よかった。

新しいところで、娘は、物の置き場所から処置の手順まで、自分一人では何も出来ないところから始まった。「お母さん、この私が小さくなってる」「ほかの人より早く出勤してるんだよ」と泣きが入ったが、この2ヶ月で何も言ってこなくなったから、なんとかやっているのだろうと思う。「急を要する病棟なのに、みんなとっても優しい」こうも言っていた。

思いがけない事態に遭遇した患者さんに心を痛めることがしばしばあるらしい。大けがをした人、命を絶とうとした人などなど。
娘は命を助けるために働いている。だから、自殺未遂の患者さんが運ばれてきたときにはなんとも複雑な気持ちになるという。入院中に体は元に戻ったとして、平穏な心で退院できるまでの手助けはどう考えてもできない。短期で、接触の少ない自分がいくら頑張ってみても出来ることには限りがある。そんなことを思いながら日々過ごしているのだという。そしてなんとも衝撃だったのが、病院にかからずの、自殺未遂の人には、健康保険適用がまったくないということだった。「お母さん、自殺の抑止にはならないかもしれないけれど、入院から完治までの費用が全部自己負担なんだよ、ということをもっと知らせた
ほうがいいよね」と言っていた。たしかに、自殺及び自殺未遂に係る給付制限という項目がどこの健康保険組合にもあるようだ。

私に似て運動神経はあまりよくない娘が、パタパタ病院を動き回っている姿が目に浮かぶ。今度いつ会えるだろうか。

電車の中で赤い十字のヘルプマークをもった60代か70代の同じ男性に何度か出会った。電車の椅子に座る時、立つ時に手を引いてもらえると動作がスムーズにいくらしい。昨日も、電車に乗り込むとすぐ、「どなたか、椅子にすわりたいので手を貸してください」と声を掛けてきた。近くの数人が顔を見合わせ、じゃ、私が?と調整している。そのおじさん、手を出した一番近くにいた若い男の子には目もくれず、ちょっと離れたところにいた若いかわいい女の子に手助けを頼んだ。男の子はバツがわるそうに、出した手を引っ込めた。人の心は素直に受け取ってほしいなぁと思う。

母は施設でとても元気でいてくれる。先日は担当の人が大サービスしてくれ、持っていったおやつをその場で母に食べさせてくれた。あー、今までと変わらない食欲がある。飲み物も自分で持って飲んでね、と。これだけでものすごく安心する。ありがたい。
パキパキした女性の担当の人は責任者なので、介護している人に不手際があると大きな声で叱ってしまうのだそうだ。するとそれを聞いていた母が、責任者の女性に向かって、「なんでそんなふうに叱るの!」と怒るのだそうだ。お母さん、お母さんは偉いね。私は、理不尽なことで叱られている人を見てもお母さんのように反駁することができない。自分が叱られたほうがまだましと思う程度だ。だめだな、私。お母さん、お母さんは偉いよ。尊敬する。私のお母さんだ。母の元気はそのまま私の元気につながっている。

信玄餅詰め放題、さくらんぼ狩りツアーに友達と参加してきた。ツアーの中で一番安いのだが、信玄餅詰め放題が大人気なのだそう。まず、A4用紙半分より一回り小さいくらいの袋と8個の信玄餅を渡され、詰めてみる。更に、もっと詰め込めそうな数を自己申告し、詰め終わって、ひとつ結びにできたら合格だ。自己申告した数だけ入らなかったら1個100円で買い取らなければならない。まず最初にやることは、袋を目一杯伸ばすこと。破れないように慎重に伸ばした。結果、私は12個入れたが、友達は10個、このバスツアーの最高は19個詰めの男子だった。25個入れた人もいると聞いたが、信玄餅たち、息苦しかったろうなと思う。詰め放題の信玄餅は賞味期限が翌日だ。12個詰め込んだ自分にも納得できた。さくらんぼは4,5本の木を40人くらいで摘んで食べる。思ったよりおいしくて、1パック分くらい食べると十分な感じになる。丁度バラも咲いていて、ハーブ園もよかった。人権ネットワークでこんなツアーどうかなと思った。行く先々での乗り降りの時間さえ厳守すれば予定地にはバスが連れて行ってくれ、その間、友達とはおしゃべりし放題。大満足のバスツアーだった。

編集後記

定時総会が無事終わりました。上出先生の講演会とても興味深いものでした。
先生のご
都合がよろしければ11月に再度ご講演をお願いしたいと思います。

杢さんの100歳の御知らせ、登坂先生の奥様すみえさんの訃報、悲喜こもごもですが、今後とも慶び、悲しみをともに感じあえる相互の関係でありたいと思います。
最近、若い人の参加が少なく、先行き不安でしたが、人権ネットワークを守っていきたいと思ってくださっている40代、50代の方がいてくださることを理事一同大変うれしく思っています。新しく役員になってくださった宜野座さん、阿部さんにはとても感謝しています。

今年度からは、月例会を隔月でZOOM会議と対面での会議+おしゃべりの会にしようということになりました。このことを決めた月例会の参加者は、古野さん、岩津さん、小野の3人でしたが、試みとしてやっていってみようと思います。どうぞ奮ってご参加ください。

今回、印刷屋さんのプレミアム会員になるための登録に一苦労しました。通常会員はコードを読み込むだけで楽にできたのですが、プレミアム会員登録は月会費が発生するためか、BIZSPOTというところへの登録が必要で、できない、できないと一日悩んだ末、息子に頼みました。若い人にはサクサクとできてしまうものですね。今後の生活の中で、パソコンやスマホを使えないと、使いこなせないと困る状況がすでにこのように出てきています。スマホ教室にでも通おうかと考えるこの頃です。

前号で川井さんにいろいろとご迷惑をおかけしましたが、資格試験の勉強をされている川井さんからは、「年だからといって諦めるのではなく、チャレンジすることが大切です」と常々励まされています。そうですね。この間、何だったか資格試験の合格者に90歳の方がいらっしゃいました。下は13歳、上は90歳。超高齢化社会に突入し、実年齢に左右されない、健康年齢を大切に考える人が増えてきました。杢さんの100歳を考えると、80代でもまだまだ子どものようです。と、考えを切り替えると、高齢だからと家に籠もるのは勿体ない話です。楽しいことをみつけて、どんどん外に出て人と触れあうこれは何に勝る元気の素のような気がします。