会報85号には以下の記事を掲載しています。
HPでは掲載可能な一部をご紹介します。
会報の郵送をご希望の方は事務局にお問い合わせください。
目次
中央通り法律事務所で再スタート!!
弁護士田中省二先生の事務所にネットワークの事務局をおいていただき,専用電話回線もあります。住所移転の登記も済ませました。これでやっと環境が整いました。今後のご連絡は以下にお願いいたします。
〒104-0031
中央区京橋2-5-22 キムラヤビル8階 中央通り法律事務所内
電話03(6263)2958 FAX 03(6263)2957
会費・たくさんのカンパご協力ありがとうございました
前回の会報発送時に年会費の他にカンパのお願いをさせていただきましたところ,本当にたくさんの皆様からカンパのご協力をいただきました。本当にありがとうございました。会費に見合う活動ができているかどうかも怪しいところですが,危機的状況をご理解いただきたくさんのご協力をいただけたことは今後の活動の励みになります。ご自身の会との思いを強くしていただき,見守るではなく,参加いただけることを願っています。ご意見やご提案などお寄せください。お待ちしています。
長い間滞っていた変更登記も法務局の方にご指導いただき,事務所移転登記とともに無事終えることが出来ましたので,登記簿の写しを添付致します。改めて「ネットワークとは」をお考えいただけるきっかけにしていただければ幸いです。
会費未納の方はご送金下さるようお願いいたします。退会ご希望の方もその旨お知らせいただけましたら幸いです。
(理事一同)
和真くん訴訟 第4回口頭弁論
(お詫び:会報84号掲載原稿は,昨年のものでした。申し訳ございませんでした。)
2018年4月20日(金)、4回目の公開裁判が東京地裁103号法廷で実施されました。私達の応援のため約40名位の方に傍聴にきていただきました。
集まっていただいた方は、障害児・者人権ネットワークの会員の皆様やSNSの呼びかけによりお集まりいただいた皆様、報道や法律関係の方に交じって、被告以外の施設関係の方や障害者雇用の方も応援のためにはせ参じていただきました。又、同様の訴訟を続けている原告の方も駆け付けていただきました。
原告自身は、過失による命の賠償に障害の有無で差別をすることに異議を唱えて、今回の訴訟を開始しており、根拠として法律学者の意見書を裁判所に提出しています。
原告代理人は、既往の裁判例を踏まえながら、原告の意向に沿った判決が出るよう、専門家の意見書や証人を準備して裁判を進めています。
今回の期日では、原告側証人として、発達精神医学の我が国屈指の医師市川宏伸先生が出廷し証言されました。被告は児童相談所の最後の判定で最重度の障害判定を受けた息子は将来働くことができなかったとして、賠償に逸失利益を認めず、慰謝料も基準を下回るもので、逸失利益に含めるべき障害年金も否定しております。
市川先生は、息子の医療記録を確認し、学校の記録や家庭での様子から、そもそも児童相談所の最重度の判定に疑問を呈し、判定結果が東京都の判定基準にも則していないことを証言されました。又、自閉症であっても知的障害であっても、環境が整えば十分働くことができると証言されました。
期日に合わせて提出された、原告側代理人の辻川先生が作成し、裁判所に提出された「第二準備書面」は発達精神医学における「自閉症」と「知的障害」を分かり易く解説したのちに、自閉症児の発達や障害と就労について論説し、継続支援により亡き息子の就労の可能性が十分にあったことを主張しています。専門文献や息子の医療・学校・児童相談所の記録、といった確固たる証拠に基づくもので、蓋然性の高い内容でした。
裁判官の問い合わせに対して、被告代理人は、今後証人や専門家の意見書を提出する予定はないとしています。被告が加盟している同業者団体の理事長の意見書の提出は考えているようですが、障害者支援を職業としている人に障害者の将来や可能性を否定する意見書を準備させようとしている被告の姿勢に違和感を覚えます。
今後の裁判予定は、当初予定されていた次回期日の7月27日が、非公開の原告側証人の所在尋問に変更されました。次回の公開裁判は12月7日(金)13:30~15:30に東京地裁の103号法廷で行われます。裁判官からは最終弁論と示唆されています。
皆様の応援はとても心強く、裁判官の姿勢にも少なからず影響していることが感じられます。引き続きよろしくお願いします。
(松澤正美)
和真くん訴訟 次回期日傍聴のお願い (7月の期日は非公開でした)
12月7日(金)午後1時30分~15時30分 東京地方裁判所103号法廷
結審の予定です。原審最後の法廷です。引き続き応援・傍聴宜しくお願い致します。
お薦めの本
お元気ですか。不覚にも31日リハビリ後だるいなぁと思いつつ、何とか家事をこなしたのですが、だるくて、だるくて……。体温を計ったら38.6度。翌朝内科に行ったところ、熱中症。点滴と解熱剤で3日かかりようやく平熱近くになりました。その間土日だったこともあり、家事から解放され読書三昧の時間を満喫しました。その中で、
ちくま新書「これからの日本、これからの教育」 前川喜平,寺脇研著 は読みやすく面白かったです。
文部官僚の見方、政権との対応。特に「障害者の生涯学習」に関しては色々思うところがありました。最近中央省庁での障害者雇用が水増しされていた問題がマスコミに取り上げられ問題視されています。学校教育の場で障害者、特に知的障害をもった児童生徒が当たり前に学習を共有できていたら、こんな悲劇は起きなかったんでは、と感じています。若い感性の中で同じ人であるという共感が育つと思うのです。
杢さん,お元気でした!!
杢さん,杖なしで歩かれていました。慎重な歩みでしたが,流石です。春代さんと過ごすために買われたマンションでおしゃべりでした。神戸に行かれるのはご自身で決められたこと,孤立はイヤだが孤独は好きとおっしゃっていました。懐かしい神戸でのびのびとした一人暮らしが始まることと思います。あくまでも潔く,きりっと立つ。やはり杢さんです。
あれやこれやのお話しの中で,今の制度や施設整備があるのは杢さんたち世代の方々の並々ならぬご苦労があったからこそ,と改めて強く感じました。「重度重複障害をもった人たちのための施設を作ること,春代と私に与えられた使命」とご自身に銘じ,どこへ行くにも春代さんを伴い,国へ働きかけたそうです。春代さんは昭和44年調布福祉園に入所しました。春代さんのお父様が病気になり,二人の面倒を杢さんお一人でみる大変さを感じ取って春代さんなりに覚悟を決め,「施設に行く」と自らおっしゃったのだそうです。杢さんはご主人の療養に力を尽くし,ご主人が他界されてからは春代さんの施設に日参し,食事の介助やドライブ,プール,温泉に行くなど,春代さんと過ごす時間を増やしたそうです。春代さんと一緒にいられることがうれしいのは勿論ですが,そうすれば他の人たちのために職員の方々は時間を費やせるそんな思いも強くおありでした。
お母様の愛情をたくさん受けて,春代さんが2016年7月12日に68歳で亡くなられるまで,杢さんの施設通いは続きました。杢さん92歳のことでした。
杢さんが春代さんの面倒をみることを陰ながら支えられたのが春代さんのお兄様の千秋さんです。
そして今,96歳になられた杢さんは好奇心旺盛に神戸の町を歩かれています。千秋さんも時々訪れて,杢さんとの水入らずのひとときを過ごされているそうです。
(引っ越し後の杢さん 7/21の葉書より)
大雨と暑さにへたばりもせず,計画通りに進んでいます。運送屋任せだったので,捜し物に苦労していますが,焦らず一箱ずつ片付けています。東京で何か居心地の悪さ,それはこちらに帰ってやっとわかりました。ふるさとへ帰った安らぎ,一日も早くこの土地を知ろうとする野次馬気力が旺盛です。涼しくなりましたら手押し車でアイランドの中を一周してみます。海,鳥,花,楽しみです。
やさい3
引き続き、近所にある群馬県産野菜の直売所のお話をします。
最近はメンバーが大幅に増えました。野菜の生産者、女将さんに加えて、ちびっ子の売り子、大女将、姉女将、豆腐屋の主がいます。あと、いつもどおり自称マスコットキャラクターがいます。
座っているだけの自称マスコットキャラクターは、置物のような存在になりつつあります。ただ、普通の置物とは違います。暑い日に大女将にうちわであおってもらったり、ちびっ子の売り子に「お兄ちゃん」と呼ばせたり、いろいろと大活躍?しています。
自称マスコットキャラクターには、ある思惑があります。試食を口にしなくても、どのみち95%は自分の胃袋に入るという計算が立てられたことです。たとえば、ゆかりご飯一皿のうち、ほとんど自称マスコットキャラクターの昼食、夕食にいただきました。
といっても、自称マスコットキャラクターには課題が残っています。先ほどのゆかりご飯を例にすると、試食のコメは表面が乾きます。この課題をクリアすれば、さらに美味しいごはんがタダで食べられます。
今回はここまで。
8月4日(土)暑気払いを兼ねた花火鑑賞会
中央通り法律事務所を事務所住所地に登録できることが決まる前に暑気払いについて決めてしまいましたので,例年とは趣向を変えて小野の自宅で食事をし,時間になったら花火を見に行くという企画をたてました。
当日は横浜・三鷹・八王子などの遠方から来て下さる方をはじめ,総勢18名の方たちの参加を得ました。当初はバーベキューをしてから花火の予定でしたが,この猛暑の中屋外でのバーベキューは自殺行為なので,急遽とりやめて屋内での食事会に切り替えました。
犬が二匹いるので嫌いな方はイヤだろうなと思いましたが,幸い皆さん大丈夫だったようで,ソファーの背にいる二匹のひめと小次郎がケージの中で仲間入りでした。つい先日手術をしたばかりのひめはすっかりわがままになり,近くにいる長戸路さんに「ケージから出たいよ,出たいよ~」と訴えます。その鳴き声というか,吠え声が結構けたたましいので,長戸路さんの団扇でシーシーと扇がれながら,それでも口封じに食べ物をたくさん貰って,口に食べ物が入っているときだけは靜かになり,また貰いたいと騒ぎの繰り返しでご迷惑をおかけしました。こんな時にも長戸路さんは面倒見がいいですね。
女性陣はエプロン持参で来て下さり,餃子を作ったり,料理をお皿によそったりと準備はとても楽しいものでした。私は群馬の田舎で育ったので,結婚式や弔いの席のお振る舞いの準備は隣保(りんぽ)の皆さんが朝早くから来て,その日一日の何十人もの食事の準備をしたり,田植えの時も結(ゆい)の風習があり,親戚と何軒かで田植えを手伝いあい,その期間の夕食はみんなで一軒の家に集合して夕食を食べて,お風呂までいただく,ということがまだ普段の生活の中で行われていた時代に育っているので,お客様大好きで,うれしいことでした。田舎とちがって狭くて申しわけなかったのですが,お団子のようになってみんなで過ごす時間も楽しいものでした。大きなスイカの差し入れもあり,これぞ夏!の行事でした。
ゆっくりおしゃべりをし,夜7時からの花火を見に行くのですが,18人の人が順番にトイレに行く時間を全く考えておらず,歩く距離も私が20年まえくらいに行ったときの印象よりも遠かったように感じ,結局,花火の見える取っ付きに陣取り,みんなで空を見上げました。もっと早く行って,寝転べるような場所を確保すればよかったと反省しました。久しぶりの花火,後にいた小さな子供達の「お~」という歓声には負けますが,楽しんでいただけたと思います。
それにしても花火を考えた人はすごい。誰もが成果や業績を残すのが当然と考える中で,数十秒の光り輝く世界を披露するために何日もの準備を重ね,儚い,一瞬の美しさを心に留めさせることができるなんて。
<会計報告>
参加者 18名
2,000円×17名 ,1,000円×1名=35,000円
食材,ビール,ジュース等30,000円
ネット会計繰り入れ5,000円
ひめ 大手術をする
ひめは息子大器の大恩犬で,我が家で一緒に暮らすようになってから17年が経った。息子が学校から帰っても寂しくないようにというのが飼い始めの理由だった。数ヶ月で6歳の大器とお友達になり,以後は大器の数倍の速さで大人になったひめが大器を見守り続けてくれた。3.11大震災の時も大器はひめを抱えて家の外に飛び出した。いつもいっしょだ。
そんなひめが,最近では,耳が遠くなり,目が見えにくくなり,とぼとぼ歩くようになった。それでも若い小次郎と一緒だから小次郎に引きずられてカラ元気にしていられるようなところがある。
昨年辺りから,あれ?あれ?と思うことがあり,思うように身体が動かないことにイライラするのか時々大きな声で泣くようにもなっていた。ストーブの前でコテッと倒れた時は驚いてすぐにお医者さんに連れて行った。一通り診察のあとで,先生から「心房細動がありますが,他は大丈夫です」との診断結果を得て,安心して帰宅した。が,散歩でよく一緒になったワンちゃんを見かけなくなったなと思うと「小太郎は病気になってからいつも私のベッドの上で私と寝ていたのに,私がちょっと目を離した隙に息がなくなっていたの」というような話を聞く機会が増えてきた。何があってもおかしくない年齢,覚悟しておかなければ,と家族で話し合う。
6月24日,日曜日,食事を済ませくつろいでいるときだった。よろよろと私たちの前まで歩いてきたひめが,パタンと倒れた。声をかけても動かない,床に鮮血が流れた。下血しているらしい。慌てて主治医に電話したがすでに時間外。救急医を探し,車で15分ほどの病院に急いだ。
医師は,「脾臓がポリープで覆われた状態です。このままですと数日しかもたないでしょう。幸いなことに他の臓器に異常はありません。手術は可能です。」とのことだった。私たちはすぐに「手術,お願いします」と依頼していた。こんな緊急時には,出来ることがあるなら何だってやる。翌日午後の手術が決まったが,輸血用の血液を提供してくれる犬を探してほしいと言われたが,思い当たる友だち犬もなく,結局医師の知り合いのワンちゃんに頼んで貯血していただけることになった。犬は血液型を問わず,輸血可能とのことだった。「手術が終わったらご連絡差し上げます。もしも今晩急変するようなことがあったらすぐにご連絡します」と言ってくださった開業間もない医師は,一晩病院に泊まり込んでひめの様子を見守って下さった。意識のない酸素室のひめに会わせてもらい,後を医師に託し,私たちは一旦家に帰った。
翌日,ひめは意識のないまま酸素室にぐったり横たわっていた。病院の玄関先でビーグル犬に出会ったが,開院前の時間だったので,ひめに輸血用血液を下さったのはこのワンちゃんだったのだろうと思う。が,人間の臓器提供と同様,医師はこちらのお宅のワンちゃんが協力してくれました,とは決して言わない。人のよさそうな親子ずれとワンちゃんに心の中でそっとお礼を言った。
手術前のひめに会い,また自宅待機。「無事に手術が終わったらご連絡差し上げます」とのことだ。一人家で待つ時間は長い。電話がならないことだけを願った。夕方,4時半過ぎに医師から無事に手術がおわった旨の電話がはいった。家族全員に「手術無事終了」のメールを打ち,病院に向かった。酸素室の中で点滴の管をつけたひめは意識が朦朧としているが,息をしている。「よかった!」
医師から手術の説明を受けた。「脾臓と子宮と卵巣をポリープが覆っていて,ひとかたまりになっていた。3つの臓器を全摘しました。500gくらいありました。」とのことだった。高齢になると普通の犬も貧血気味になるらしく,血液の循環がよくないことで意識が遠のいたり,足に力が入りにくかったりしているらしい。「先生,ひめは人間の年齢で言ったらなん歳ですか?」と聞いてみた。「88歳ですね」「そうですかぁ」年齢まで聞いて,ひめに気の毒だったかな,との多少の思いはある。
その後食欲もあり,もりもり体力を回復させたひめは,1週間で家に帰ることができた。1週間の入院期間には,群馬にいる娘もお見舞いに来た。家族4人が病院に揃うと,さすがのひめも家に帰りたくてなかなか泣き止まなかった。
目は見えにくく,耳もほとんど聞こえてないのだろうが,食欲は以前のように旺盛だ。大丈夫,生きられる。見立てのよい医師にも巡りあい,何もかもうまくいった。よかった。
群馬の両親,流山の主人の母。高齢の親と幸せなことに3人いるが,年を重ねるとはどういうことなのかを目の前で教えてくれているのはひめだ。延命処置はしなくていいと3人の親は言うけれど,そんなことが元気でいる今決められるはずはない。早く死にたいと言うこともあるが,本当にそう思っている人もそうそういない。子どもとしては,いざとなったら一日でも半日でも一時間でも長く生きていて欲しいと思うに違いない。違いないと思っている自分でありつづけたい。長生きしてくれることを喜びとする自分であり続けたいと思う。それには丈夫な身体と体力。今から鍛えていきたいと思う。
(小野清美)
堂々巡り
施設で暮らしている娘が入院するという。
落ち着きがなくなって、お医者さんから「入院しようね」と告げられたらほっとした表情をしていたという。寮に帰ってからも落ち着いていて、最近休みがちな日中活動にも積極的に行っているそうだ。
お医者さんは「彼女はとても感じ易いのね。些細な事でも刺激になってしまう。だから、ぼーっとしているのがいいんだね。」とおっしゃる。
その話を聞いて、何か安心した。そうなんだ、人には色々あって、賑やかな場所が好きな人、ワイワイやるのが好きな人もいれば、一人が好きな人もいるんだ。それでいいのだ。
小学校以来、いつも決められた時刻に家を出て学校や仕事が終われば帰宅することが当たり前の生活を50年以上続けてきた。退職してから落ち着かない。でも、あの話を聞いてから一日中家から出なくても平気になった。出たいときに出て、いたければ居ればいいんだと思った。そんな簡単なことが誰かに許されたみたいにうれしかった。
施設で暮らしている娘の気もちを思うと辛い。「ここを出たい。」と娘が言う。「そうだよね…。」
私は娘からは恨まれる存在なのだ。だからといってどうすればいいんだ?
私にとって、ニコニコしている娘だけが望ましいかと問われれば「はい」と答えたい。娘が親と離れて生活する上で様々な事に直面して具合が悪くなる。それも娘の一つの側面。そうやって独り立ちしていく…。そうなのか…?
しかし現実に適応するために娘の飲む薬の量が増える。副作用に悩まされる。変われるものなら、変わってやりたいと思う。
与えられた環境が適切ではないのではないか。と思ったりもする。
話し合うことはできるのだろうか。そのことで娘が不利益を被ることはないのだろうか。
私は人生の半分以上が終わってる。あの子はまだまだこれからだ。
娘と同居できなくなってからこの堂々巡りが続いている。
編集後記
大雨,台風,地震と神様は私たちに何故このような試練を与えられるのか,日本のあちこちに涙があふれています。被災地にお住まいの方がいらっしゃいましたら是非ご連絡お願いいたします。
少しずつですが,混乱が解消していって,今までに近い環境でネットワークをすすめていくことができるようになりました。会報にかける時間もまだきちんととれる状況にありませんので,徐々にもどしていくつもりです。
クリスマス会,月例会はこれまでどおり行える予定です。もう一度ご連絡させていただけると思いますので,是非ご参加ください。
民法が改正になります。平成22年からは18歳成人です。金銭カイケツの解雇ルールの改正にも注目する必要があります。そしてさらに怒り心頭なのは,中央省庁がこぞって法定雇用率の水増しが発覚しました。一般企業にばかり雇用率の達成を命じ,納付金の支払いまでさせているのに,です。月例会で話し合いたいと思います。
医療的ケア児就園・就学ホットライン(第2東京弁護士会主催)と介護保障を考える弁護士と障がい者の会全国ネットのシンポジウムのご案内を同封します。是非ご参加ください。
月例会報告
7月13日(金)月例会報告
総会で予算案,今年度の運動方針等について議論できませんでしたので,理事会に決定を委ねられ,理事会で決議されたことを報告しました。内容は別紙のとおりです。
暑気払い!!8月4日の花火・バーベキューについて
参加人数が少ないのでこぢんまり行いたいと思います。来年からは中央通り法律事務所を借りて暑気払いができると思います。
今後何をしたらよいか。
労働における5年転換ルールについて,正社員になることを拒否された人がネットワークの会員の中にいて,訴訟準備を行っている。
民法の改正が行われ,18歳成人となる。問題はないか。
インクルージョンについて改めて考える。
入所施設の内情について報告があったが,内情は昔とどこが違うのかとおもうほど制限のおおいものだ。改めて地域で暮らすことができない障がい者について考えてはどうか。
今後の月例会・学習会 場所・中央通り法律事務所
9月14日(金)午後6時~ 10月12日(金)午後6時~
11月9日(金)午後6時~
クリスマス会 12月15日(土)午後1時~
当日の感想
13日の月例会の感想…………Yさんの養護施設の話は深刻でした。お訊きできてよかった。皆さん抱えている問題が大きくて簡単に言葉にできないのかもしれな、と思いました。マイセンのサンドウィッチを差し入れしてくださったかたは、熱心にメモをとっていらっしゃいました。和真君のお父さんのあらゆる方面を取材され情報収集されている行動力に感服しました。問題を内在しているらしい人にはどんな問題を抱えているのか,ネットにかかわったきっかけ,どんな想いで参加しているのか,何を期待しているのかなど是非語ってもらいたいと思いました。